2014年8月27日水曜日

てつがくカフェ@ふくしま 初参加

2014年8月24日(日)てつがくカフェ@ふくしま に初めて参加してきました。

「哲学書deてつがくカフェ」という企画

テキストは、森一郎『死を超えるもの:3・11以後の哲学の可能性』東京大学出版会

著者の森さんも参加。福島を中心に、仙台、岩手、東京等からの参加者、総勢24名。

詳細は、「てつがくカフェ@ふくしま」を参照。

終了後の飲み会も充実!ワインの魔力が、カフェの議論を脱構築?!


てつがくカフェの基本的なやり方と精神は、

p4c(philosophy for children:子どものてつがく)ハワイ・せんだい

ととてもよく似ています。
@ふくしまは、およそ3年の実績があり、学ぶべき点がたくさんあります。
両者の意義と可能性を感じる一日でした。


2014年8月25日月曜日

33rd IHSRC参加

第33回 International Human Science Research Conference(IHSRC)に参加

8月12日〜15日、カナダ、ノヴァスコシア州、アンティゴニッシュのSt. Francis Xavier大学にて開催。 

現象学的心理学、記述的人間科学の研究者と国際交流。

今後につながる出会いがありました。

総参加者数、約100名。カナダ、米国、イギリス、チェコ、南アフリカの研究者などが集いました。


  *会場となったSchwartz校舎


  *最終日のキーノート風景

  *14日の懇親会場Crystal Cliffs。大学からバスで約30分。

            
来年はノルウェー、Trondheim。
<関連リンク>
+Site
IHSRC2015
Phenomenology Online
PhenomenologyBlog
Dr. Linda Finlay

+Journal
Journal of Phenomenological Psychology
Journal of Humanistic Psychology




2014年6月26日木曜日

p4cハワイとの交流

2014年6月19日(木)~24日(火)、p4cハワイの先生6名がせんだいを訪問。

せんだいの小・中・高・大学7校で、p4c交流セッション。

私の講義(学生100名)でも、6グループに分かれ、コミュニティ・ボールづくり。
みんなで考えてみたい問いを出し合い、各グループ1つを選出。
再び大教室に合流し、6つの問いの中から、全員で1つにしぼる。
選ばれたのは、「ハワイにも、モンスター・ペアレントはいるのか?!」
100名での対話による探究(Inquiry)の試み・・・
アンバー先生の問い返し(Query)が印象的。

宮城教育大学 学生食堂にて

グループでのp4c

2014年6月6日金曜日

2014年5月27日 p4c Hawaii トーマス博士との対話

2014年5月27日 ハワイ大学(Uehiro Academy for Philosophy and Ethics in Education)にて、p4cハワイスタイルの開発者、トーマス.E.ジャクソン先生にお会いし、p4cの哲学と実践について、お話を聞いてきました。

静かで落ち着いた対話・・・

対話の出発は・奇遇にも茶道・・そして禅に・・・それからp4c・・・

やさしいソクラテスの探究(Gently Socratic Inquiry)とは?・・・


トーマスさんが歓迎して首にかけてくれたレイ

Dr. Jとの初めての出会いは、2013(平成25)年12月25日(水)、第39回仙台市教育課題研究発表会だった。発表会後、Dr. Jを私の自家用車R2でお送りした際、車内での対話は衝撃的だった。思えば、私の人生が大きく変わる瞬間だった。

2014年5月6日火曜日

2014年5月4日(日)福島第一原発付近視察

福島第一原発周辺 放射線量を車内から測定

ガイガーカウンターを携帯し、常磐自動車道をいわき方面から北上。

経路概要:いわき市→広野町→楢葉町→福島第二原発付近→常磐富岡(福島第一原発から約8キロ)にて自動車道を降りる→沿岸方面を断念し内陸の川内村→都路村→葛尾村→飯館村手前→引き返して川俣村→伊達市→4号線で国見町から仙台へ。

大熊町、双葉町、浪江町、飯館村へは、放射線量が高く断念。
(あくまで個人的な計測。)

楢葉町付近の高速道路に設置された放射線量のデジタル掲示板は、2.28マイクロシーベルト(毎時)を表示。目を疑う。
自家用車内の線量計では、0.15マイクロ。(この差は意外。やはり車内の方が線量が低いのか?)
常磐富岡(富岡町)にて、車内の線量が跳ね上がり、0.6マイクロを超え、アラームが鳴り続ける。(ウクライナ製のガイガーカウンターは、標準設定で、0.3マイクロを超えるとアラームが鳴る。私は、0.5マイクロ以上でアラーム設定。)
常磐富岡から沿岸部への進路をとることは断念。内陸の川内村をめざして退避。
山中でも、放射線は高く、0.8前後。最大で1.0マイクロ。アラームが鳴り続ける。

しばらく走ると、0.2マイクロ前後におさまる。
道中、至る所に、汚染された稲藁や落葉等を詰めた黒い袋が整然と並べられている。
除染済みの掲示も多い。

399号線を北上。飯館村の入口まで行くが、通行止め。
警備をしていたパトカーに事情を尋ねる。
長野県警の応援部隊。親切に説明してくれる。

114号線にルートを変えて迂回し、仙台に向かった。
仙台の自宅では、0.09から0.1マイクロが日常だが、福島第一原発付近の線量の高さには、事故が収束していないことを改めて思い知らされた。

(写真は福島第二原発を自動車道から撮影)

2014年4月30日水曜日

山元町 東保育所跡地 視察

山元町の今を視察

2014年4月末日

一面の菜の花
いちごハウス再建
直産いちご、甘酸っぱく美味
頑張って! 願いをこめて

東保育所を視察
今はもう更地
美しいパンジーの小さな祭壇(写真なし)
小さなソーラーパネルの街灯
子どもたちが、夜も寂しくないように
光をともせ

幼く尊い命が奪われたこと
ご遺族の癒されない悲痛
保育士さんたちの無念と痛み

園庭のはずれに
一輪だけチューリップ




2014年3月25日火曜日

山元町立東保育所 仙台地裁 判決

 2014年3月24日(月)判決 園児遺族側が敗訴 仙台地裁、賠償請求棄却

犠牲者:園児3名
 亡くなった園児2名のご遺族3名が町を提訴
 『毎日新聞』記事(2014/03/25)
 『河北新報』記事(2014/03/25)
 『朝日新聞』記事(2014/03/24)
 『読売新聞』記事(2014/03/25) 
 【関連】
 石巻市 私立「日和幼稚園」園児送迎バス訴訟判決(2013年9月17日)
 1億7664万円の賠償命令
 犠牲者:園児5名、添乗した女性1名
 亡くなった園児4名のご遺族8名が園を提訴
 『読売新聞』記事(2013/09/17)
 『河北新報』記事(2013/09/17)
 『News 石巻かほく』記事(2013/09/18)
 女川町 七十七銀行女川支店 津波訴訟判決(2014年2月25日)
 仙台地裁 賠償請求を棄却
 『河北新報』記事(2014/02/26)
 『読売新聞記事』(20140/02/25)
 

実存思想協会「春の研究会」in明治大学


 昨日2014年3月24日(月)、標記研究会が開催されました。

  【個人発表】

   池田喬氏(明治大学)「翻訳と解釈:ハイデガーにおける」

  【実存思想協会日本ホワイトヘッド・プロセス学会 合同シンポジウム】

   古荘真敬氏(東京大学)「各自性の経験と思惟の超越について」

   村田康常氏(名古屋柳城短期大学)「住まうこと、冒険すること、谺すること」

 

 

 

宮城教育大学 卒業式

  

 本日2014年3月25日(火)教育学コース4年生、15名全員祝卒業!

 Congratulations and Best Wishes for Continued Success!

 May Today's Success Be the Beginning of Tomorrow's Achievements.

2014年3月11日火曜日

東日本大震災から3年

東日本大震災から3年が経ちました。

犠牲になられた多くの方々のご冥福と、今なお行方のわからない方々の一日も早いご帰還を、心よりお祈り申し上げます。

依然として帰郷できない方々、仮設住宅暮しなどを強いられている方々が、一日も早く、いっそう望みにかなった生活を再開できますよう、祈念いたします。



あの大災害は、私にとりましても、実存を震撼させられる大事件でした。3年を経てもその戦慄に変わりはありません。今後も、「震撼させられたものたちの連帯」(ヤン・パトチカ)を核に、多くの方々と連携・協力しつつ、災害と教育にかかわる研究や活動を、ねばり強く進めていく所存です。

2014年3月8日土曜日

DSAT(災害派遣学校支援チーム)構想を発表!

2014年3月9日教育復興フォーラムin仙台駅隣接AER30階