2014年5月6日火曜日

2014年5月4日(日)福島第一原発付近視察

福島第一原発周辺 放射線量を車内から測定

ガイガーカウンターを携帯し、常磐自動車道をいわき方面から北上。

経路概要:いわき市→広野町→楢葉町→福島第二原発付近→常磐富岡(福島第一原発から約8キロ)にて自動車道を降りる→沿岸方面を断念し内陸の川内村→都路村→葛尾村→飯館村手前→引き返して川俣村→伊達市→4号線で国見町から仙台へ。

大熊町、双葉町、浪江町、飯館村へは、放射線量が高く断念。
(あくまで個人的な計測。)

楢葉町付近の高速道路に設置された放射線量のデジタル掲示板は、2.28マイクロシーベルト(毎時)を表示。目を疑う。
自家用車内の線量計では、0.15マイクロ。(この差は意外。やはり車内の方が線量が低いのか?)
常磐富岡(富岡町)にて、車内の線量が跳ね上がり、0.6マイクロを超え、アラームが鳴り続ける。(ウクライナ製のガイガーカウンターは、標準設定で、0.3マイクロを超えるとアラームが鳴る。私は、0.5マイクロ以上でアラーム設定。)
常磐富岡から沿岸部への進路をとることは断念。内陸の川内村をめざして退避。
山中でも、放射線は高く、0.8前後。最大で1.0マイクロ。アラームが鳴り続ける。

しばらく走ると、0.2マイクロ前後におさまる。
道中、至る所に、汚染された稲藁や落葉等を詰めた黒い袋が整然と並べられている。
除染済みの掲示も多い。

399号線を北上。飯館村の入口まで行くが、通行止め。
警備をしていたパトカーに事情を尋ねる。
長野県警の応援部隊。親切に説明してくれる。

114号線にルートを変えて迂回し、仙台に向かった。
仙台の自宅では、0.09から0.1マイクロが日常だが、福島第一原発付近の線量の高さには、事故が収束していないことを改めて思い知らされた。

(写真は福島第二原発を自動車道から撮影)