2017年2月4日土曜日

井上剛先生の語りを聞く@中浜小学校旧校舎

2017年2月4日(土)10:00〜12:30
井上剛先生(当時中浜小学校長)から311のお話をうかがう。
【備忘】
 *井上先生の中浜小赴任は、2010年4月。1年足らずで大震災にあう。
 *赴任した4月に、学校内外を視察。屋根裏部屋は他の学校にはない貴重な施設と認識。そこで宮城県沖地震津波では屋根裏部屋避難もあるかもと思う。
 *平成元年建替え時の敷地かさ上げは、地元業者が赤字を出しての工事だった。値打ちある赤字。垂直に生コンを打っている。
 *発震二日前9日の地震で、教頭先生と避難マニュアルを再確認。「津波がきたら屋根裏部屋だね」。このやりとりは、大川小の先生方と非常に似ている。教師のマインドと備えの共通性。
 *震災遺構保存提案の推進力は、町長と教育長。まちのリーダーの先見の明、判断力、実行力の大きさを実感。

一日も早い遺構保存工事と公開がのぞまれる。
(※現在は立入り禁止なので、厳守のこと。)
すべてを町の予算で支出しなくても、募金や支援や自立運営の方法があるはず。

帰り道、東保育所跡地とふじ幼稚園園舎で手を合わせる。
東保育園跡地には、小さな祭壇と花壇。花壇は、以前よりちょっぴり大きく素敵になっていた。花々と小鳥のさえずりが別世界に誘ってくれる。ふじ幼稚園の小さな祭壇にはたくさんのぬいぐるみたち。子どもたちの元気な声が聞こえてきそう。ぬいぐるみたちは、今でも子どもたちとつながっているのかも。不思議なほど愛らしく、今にも何かをお話ししてくれそうだった。

【関連リンク】
2015年11月2日産経ニュース(Web阪)記事【PDF】
山元町震災伝承検討委員会について
提言書(2015年1月15日)【PDF】
みやぎ観光復興支援センター スタッフブログ

2017年2月2日木曜日

次世代塾 説明会@MUE

東日本大震災と向き合う通年講座

「次世代塾」(河北新報社など主催)の説明会を開催

日程、講義内容などの詳細は、Facebookで。
2017年4月15日(土)から開講。
私もオブザーバーとして可能な限り参加します。