全国平均(公立)正答数分布、トップ自治体正答数分布、ボトム自治体正答数分布の同等性を、K-S検定しました。
① Rスクリプトのテキストファイル(ver.0903)はこちらから。
② Rの計算結果のテキストファイル(ver.0903)はこちらから。
それぞれの分布に、統計的な有意差はありませんでした。
* ver.0903は、速報の前バージョンの入力ミス2箇所を修正。
(p値は、すべて5%水準を超えています。)
<全国平均と分布>=<トップ自治体平均と分布>=<ボトム自治体平均と分布>は、同等とみなしてよいという結果です。
47都道府県に順位をつけたり、「●県は●位」と評する新聞報道が、一部見受けられますが、報道機関の皆様におかれては、47都道府県の平均値差に統計的に有意な差はないという結果を、ぜひご理解ください。
K-S検定(コルモゴロフ=スミルノフ検定)については、
①ウィキペディア、②BellCurve、③データ科学便の説明をご参照ください。
合わせて、全国学調平均値差に関する拙稿もご参照いただけると幸いです。